>  IFC > 未来の姿 > コンセントとIPv6

IFC = 理想の未来を創造する

« スピーダー | メイン | 未来リンク »

コンセントとIPv6

 電力線通信と128ビットの住所表現

未来ネットワークにつなぐことは電源を入れることになるかもしれない・・・

電力線通信(PLC)はどんな家庭にもある電源のコンセントを利用した新しい通信方法である。
プラグをコンセントにつなぐだけで利用できるこのシステムは注目されつつあります。

コンセントにつなぐだけでネットワークに接続することができる。
これは、接続のスマート化だけでなく新たなネットワークの世界も見えてきます。
家庭でコンセントを使用している機器。
パソコンを始め、テレビ・冷蔵庫・エアコン・洗濯機・電子レンジ・炊飯器。
家庭にある電気製品のほとんどはコンセントを利用します。
そのすべてがネットワークにつながったらどうなるでしょうか。
帰宅前にエアコン・炊飯器をつける。コンビニで冷蔵庫の中身をチェック。テレビの視聴中に電子レンジの合図を確認。
考えれば考えるだけネットワークを利用した様々な仕組みを思いつくことができるはずです。

しかし、ネットワークの世界はそこまで甘くありません。
現在主流となっているIPv4。これはネットワークに接続する機器の住所のようなものでそれぞれに違う住所があるため通信が正常に行われています。
しかし、世界中の家電製品がネットワークにつながれたらどうなるでしょうか。
IPv4は32ビットで住所が表現されています。
これは 00010001000100010001000100010001 こういった表示がされます。
この方式で識別できる個体の数は42億9496万7296台。
一見これだけあれば足りなくならないと思える数に見えますが、世界の人口は約65億人。
つまり、幼児などを省いたとしても各機器に一つ一つ割り当てるのは無理だということが容易にわかります。

そんな時に考えるのが「数を増やすばいい法則」です。
つまりIPv4という規格からIPv6という128ビットで住所を表現する方法に変更するのです。
つまり2の128乗これは約340,282,366,920,938,000,000,000,000,000,000,000,000個という数えたくないような数になります。

つまり電力線通信(PLC)とIPv6の実現でSF映画のような世界が実現するのです。
しかし、すべてがネットワークにつながると危険なこともたくさんあります。
電力線通信が実現した場合。新たな犯罪やテロなどの危険も発生するはずです。
世の中は便利なだけでは安全とは言えなくこれだけ大規模なシステムとなるとやはり危険が伴うことでしょう。
まずはパソコン、次にその他家電製品と順々と対応していく機器が増えるにつえれて新たなセキュリティーシステムの開発をしていかなければならないはずです。
それを考えるとまだ少しの間は家庭内の閉ざされたLANという環境でこのシステムを利用していくのが現実的なのかもしれません。


2006/01/22

 2006年10月解禁!12月よりサービス開始!

ついに2006年10月PLCの規制が解禁されました。
2006年12月より数社からサービスの提供が始まるようです。コンセントに繋ぐと最大で190[Mb]の高速回線。とは言ってもギガビットが普及しつつある現代ではあまり効果が無いかも。
しかも,現在はパソコン側が標準では対応していないのでパソコンの電源コードとPLCの接続用電源コードが必要と,家庭内の長い配線を必要とする人にしかメリットを感じさせないものでした。
これからPLCが普及して電気製品側が標準対応となれば「コンセントに繋げばすぐにネットワークに」という便利な機器が生まれるでしょうね。


2006/12/02 追記

参考資料
PLC-J 高速電力線通信推進協議会

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

コメントを投稿

English user

About

2007年01月12日 02:47に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「スピーダー」です。

次の投稿は「未来リンク」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.34
ページのトップへ
tasyu.com  - ブログ  - IFC  - 電気
Copyright © TASYU All rights reserved.